遂にリアルファブリック様で注文していた生地が到着しました!
柄入れの記事でも触れましたが、リアルファブリック様は生地専門の個人向け印刷業者です。
早速レポしたいと思いますが、まずはデータ入稿して印刷とはなんぞや…という方向けに、簡単に手順を説明しますね!
オリジナル生地印刷 How to
①データを作成する
私はPhotoshopを使用しました。
Adobe フォトプランというサブスクサービスに加入しているので、最新版が使用できます…コチラのサブスクはレイヤーさんにもおすすめなのでまた紹介しようと思います!
今回は結構単純なラインのパターンだったですが、実際はこういったデータの製作なら本当はIllustratorの方が向いてるかもしれません…笑
注文したのは以下の3種!
A)艦これ コマンダンテスト スカーフ用
B)twst フェアリーガラ 🐆 ストール用
C)twst ゴスマリ 🍎 ベスト用
データ作成の際に注意することは、一つのデータを繰り返して並べることになるので継ぎ目がないようにすることです。
ガララギくんのストールのアラベスク柄(?)はシワがよってて全貌が見えないし、微妙に二色遣いだしでパターンの配置にとっても悩みました…。
②生地を選ぶ
リアルファブリックさんでは、2020年7月現在・17種(綿11種・ポリエステル6種・オクスフォードシール1種)の生地の中から選択可能です。
A)のスカーフ用はサテン、B)のストール用はシフォンとトントン調子に選ぶことができましたが、C)ベスト用だけはとっても悩みました。
何故なら、コチラの衣装は花婿衣装…!!!みすぼらしい王子様でプロポーズなんてできない…という訳で必死に悩んだ末、ハリ感と程よい光沢のありそうな撥水トロマットにしました。
片面起毛も高級感出そうだなーと悩んだんですが、今は夏……起毛着込んだら死んでまうと思い断念しました(笑)
ちなみに普段コス衣装のジャケットやベストを製作する時は、ポリエステルツイルとかスーツ地(ポリ・レーヨン混合のもの)とかを使用していますが、さすがに近い布はなかったです…まあ需要はないよね……。
③データを入稿し、支払いしたら注文完了!
専用のアップローダーがあるので、そこからデータを上げて微調整します。
ここで柄の大きさや繰り返しのパターンなども指定できますよ!
出来上がりイメージがすぐ反映されるので、直感的に調整できるのが嬉しいですね♪
全て入力・調整が終わったらカートに入れるボタンを押し、注文情報を入力します。
そして、注文時に選択した支払方法での入金が完了したら、オリジナル生地の作成作業に着手いただけます。
クレジットカード以外での支払の場合は、なるべく早めの入金をお勧めします。
④約10営業日後に発送、宅配業者より自宅に配送されます。
私の場合、注文から12日後に到着しました。
注文が集中すると納期が伸びる可能性があるとのこと、余裕を持って注文しましょう。
実際に私が入稿後、注文集中により納期が倍程度になりますというお知らせがあってヒヤヒヤしました…お知らせが出た時には印刷工程が終わっていたようなのでギリギリ遅延は免れましたが^^
到着レポ
こんな感じの茶封筒で届きました。
1m +1m +0.5mの小ロットの注文だったせいか意外と軽め。
A)艦これ コマンダンテスト スカーフ用
サテンなので発色薄かったり滲んだりしないかなーと心配してましたが、全く問題ありません。
というか自分で柄入れしてたら絶対こんな綺麗なチェックにできなかったと思うので、布印刷様様です😭
リアルファブリックさんのサテン生地自体が程よいハリで透け感もほとんどないので、スカーフやリボンなどの小道具にはもちろん衣装にも使えると思います!
B)twst フェアリーガラ 🐆 ストール用
まさにシフォン〜妖精〜という感じのスケスケトロトロ感です。
実は入稿後に、薄いグレーは印刷されにくいよ!という文面を見つけてしまって震えてたのですが、めちゃめちゃ綺麗に印刷されてました!!!よかった〜!
ちょっとグリーン味のあるグレーだったのが幸いだったのかな…?
こういうテロテロした布ってすぐズレるので柄入れ大変なんですよ、、
ちなみにコチラのみ0.5mのサンプルサイズですが、半幅分余白部分の余り布も付いてきます。
約千円でこれ作れるの安すぎない??
C)twst ゴスマリ 🍎 ベスト用
撥水だけあって結構パリパリしてます!でも色の発色はバッチリ☆
ラベンダーの地色も綺麗だし、赤とブルーのラインも滲むことなく印刷されてます。
若干硬すぎるかなーと思いましたが、薄めの裏地をつけて仕立てたら割と良い感じ♪
でももし冬場にやる機会あったらやっぱ起毛も良いな……
撥水トロマット自体は厚手のポリ生地でトレンチコートみたいな上着や帽子・バッグ・ポーチなど色んな用途がありそう…かなり使い勝手のよう生地だと思います!
余談の生地見本
そして今回は初めての注文だったので、印刷見本も一緒に購入してみました!
新しめの生地は印刷見本はまだ準備中なのか、レーヨン・レーヨンシフォン・Wジャージーは端切れが挟み込まれていました。
ブラウス系ならレーヨンとか良さそうだな〜、Wジャージーの生地感一生触ってられる〜と次の注文が楽しみになってきますね!
でもやっぱり片面起毛めっっっちゃ良い生地だった〜〜(まだ言ってる)
まとめ
そんな訳で今回はコスプレ用衣装自作の際の生地を、パターンから製作し入稿するという大変マニアックな記事となっております。
大丈夫…?ついてこれてますか…!?
実際に布印刷をやってみたら、もっと早くやったら良かったーと後悔するくらい簡単にできちゃいました(笑)
拙いレポですが、少しでも悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
また、コチラの生地を使用した衣装が完成した暁にはギャラリーに追加予定ですので、気長にお待ちいただければ幸いです〜。
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